Raspberry Pi 4Bで動く、Minecraft統合版。

2023-12-28ソフトウェアRaspberry Pi

Raspberry Pi OSにMinecraft統合版を導入しました。※サーバーではなく、クライアントアプリです。

□導入、動作環境
・ハードウェア/Raspberry Pi 4 Model B 8G。
・OS/Raspberry Pi OS(32bit)
・ネットワーク環境。
・キーボード・マウス
・Minecraft統合版購入済のGoogleアカウント。

 

統合版のインストール。

導入準備。

コマンドからも導入出来ますが、難易度が高いので「Pi Apps」を使ってインストールします。下記の関連記事から「Pi Apps」をインストールします。

 

Minecraft Bedrock(統合版)のインストール。

Pi Appsを起動して、Gamesフォルダを開き「Minecraft Bedrock」を選んで「install」を押します。インストールが終わると、メニューに「Minecraft Bedrock Launcher」が追加されます。

統合版の起動と初期設定。

ランチャーの起動。

メニューの「Minecraft Bedrock Launcher」から起動します。初回起動時にGoogleアカウントでのログインが必要です。Minecraftランチャーの設定やGoogleアカウントは後からでも変更可能です。ログイン後にGoogleの利用規約に「Agree」同意します。

ランチャーの設定。

Minecraft Java版のようなランチャーが起動します。

 

左下の鉛筆アイコンから、起動プロファイルを作ります。過去のバージョンでも起動出来ますが、マルチプレイ時は同じバージョンのアプリが必要です。モニターに合わせてWindow sizeを変更します。プロファイルを保存したら「DOWNLOAD AND PLAY」で開始します。

 

まとめ。

公式のランチャーではないので、不安定な要素も多いです。アプリの推奨は、RTXコードがない1.16.40以前のバージョンとなっていますが、1.16.221でも起動出来ました。

◎1.16.221での動作状況

ドライブレコーダー用、64GBのSDカード使用。フレームレートはWindow size「800×480」で洞窟内だと20~30fps、フィールドだと平均15fps程度でした。快適とは言えませんが、簡単なサバイバルや建築は出来ると思います。動かしているのはAndroid用のMinecraft統合版です。ローカルネットワークでiOS版とマルチプレイ出来ました。※addonsの動作は未検証。

◻︎バグや問題点など。
・マーケットプレイスが使えない。
・XBOXアカウントでのマルチプレイは出来ない。
・マウスの下スクロールが効かない。
・コントローラーは有線、無線とも使えない。

既知の問題やバグ。

mcpelauncher-manifest 詳しいバグ情報などがあります。