ラズパイで動く、マイクラ統合版。X11

ラズパイ4B、5にマイクラの統合版を導入しました。サーバーではなく、クライアントアプリの導入です。※Waylandには未対応。
◻︎導入、動作環境
ハードウェア/Raspberry Pi 4 Model B 8G、Pi 5
OS/Raspberry Pi OS(X11)
その他/ネットワーク環境、キーボード・マウス、統合版を購入したGoogleアカウント。※Android。
更新履歴
2025-4-8/古い内容を更新しました。
導入準備
アプリストア。
コマンドからも導入出来ますが、難易度が高いので「Pi Apps」を使ってインストールします。
Minecraft Bedrock(統合版)。
Pi Appsを起動して、Games→Minecraft Bedrock→詳細ウィンドウから「install」を押します。
初期設定
ランチャーの設定。
Googleアカウントでログインし、設定の「Versions」→「Download.apk」→クライアントのバージョンを選択。Get Download infoからGoogle Playを開き認証。apkがリストに表示されたら、起動プロファイルを作りゲームを起動します。
※Google Playの公式サポートはありませんが、旧バージョンの使用は問題ありません。ただし購入アカウント無しでの有料apkの使用は、違法なので注意。
左下のえんぴつアイコンから、起動プロファイルを作ります。ダウンロード済みのクライアントを選び保存。「PLAY」を押しゲームを起動します。
非公式 *NIX ランチャー ランチャーの使い方はこちら。
動作確認
Pi 5でUSBフラッシュドライブ(RUF3-KS32GA-BK)、統合版はv1.21.60.10を使用。ランチャーはやや不安定で動作は重いものの、ゲームは軽快に動作しました。ビデオ設定の変更無し、フルハイビジョンで、フレームレートは平均40-60fpsぐらいでした。マルチプレイ・サーバー・アドオンの動作未確認ですが、32bitの時より快適です。
まとめ
今回はAndroidの購入アカウントを使って、ラズパイ5で動作確認。導入方法は少し難しくなりました。統合版は、Google Playから旧バージョンをダウンロードしているようです。Waylandでは動作しないので、X11に変更する必要があります。ラズパイOSで動く統合版は魅力的ですが、v1.21.70以降は動きません。Androidのアプリが目的なら、カスタムROMの作成がおすすめです。ラズパイ4BのLineageOS(Android15)で、v1.21.71の動作確認。※R7年4月。