ラズパイ用の10インチディスプレイ、タッチ付き 。Eviciv 10.1

ラズパイ2・3・4を背面に取り付け出来る、10.1インチ IPS液晶小型ディスプレイです。※外部モニターとして、ラズパイ以外でも使用出来ます。
◻︎Eviciv Pi用ディスプレイの特徴
◎IPS液晶パネル
視野角が広く、色再現性が高い。
◎10点マルチタッチ
静電容量方式、タッチ操作回転(手動)にも対応。
◎スピーカー&オーディオ出力
デュアルスピーカー内蔵。3.5mmステレオミニジャック。
◎冷却ファン内蔵
モニター基盤に接続済。
◎外部入力
HDMIやUSB3.1(Type-C )ビデオ入力。ラズパイ無しでも使用可能。
◎一体式スタンド&VESA対応
背面にケース一体型のスタンド付き。VESA規格の壁掛けやアームスタンドが取り付け可能。(75×75mm)
◻︎動作環境
ハードウェア/Raspberry Pi 4 Model B 8G。
仕様および詳細は、販売サイトをご覧ください。
EVICIV RPi Display メーカーサイト。※R7年3月、EVICIVからの直販、アリエク等から入手可。
更新履歴
2025-3-17/古くなった内容を更新しました。
本体の詳細
各種ボタン。
背面の各種ボタン。
背面上部にはモニターの操作ボタンがあります。左から電源、メニュー(決定)、選択上、選択下、戻りボタンです。プラグを抜き差ししなくても、電源をオフに出来ます。電源オンの時、スイッチ横のLEDが点灯。
メニュー。
メニュー画面を開いた様子。
◻︎画像
・明るさ/コントラスト
◻︎色温度
・色温度/赤色・緑色・青色
◻︎ディスプレイ
・アスペクト比/タッチ回転/ファンコントロール
画面の向きに合わせ、ディスプレイのタッチ機能を回転出来ます。※Xinputコマンドでのタッチ回転は出来ない。ファンは「入」「切」のみ選択出来ます。
◻︎設置
・言語/入力切替/OSD水平位置/OSD垂直位置/OSD時間/音量/初期化
入力切替で外部デバイスからの映像入力を切り替え出来ます。※外部からのタッチ入力がサポートされていないデバイスは、タッチ操作出来ません。
◻︎情報
リフレッシュレートや画面解像度が確認出来ます。
外部入出力。
左側面の様子。
本体左部に映像や電源入力、音声出力端子があります。3.5mmステレオミニジャックでの出力は、本体内蔵のHDMI端子から音声を変換しています。ラズパイから3.5mmステレオミニジャックで音を出す場合、HDMI出力を選択します。※HDMI端子から、映像の出力は出来ません。
本体スタンド。
背面にあるスタンド。
背面ケースカバーにスタンドが付いています。片方にツメがあり、しっかりと固定されいます。ツメは外しにくいので、スタンドとして使いにくいかも知れません。
取り付け
背面カバーを外した時の様子。
裏蓋を開け、ラズパイ本体をディスプレイに取り付けます。
サイドカバーと接続コネクタ。
付属のHDMI-D、Type-Cコネクタを取り付けます。サイドカバーは、Pi 3とPi 4用があります。
ラズパイを設置した時の様子。
HDMI-D、Type-Cコネクタをディスプレイ基盤に差し込み、Raspberry Piをネジで固定します。コネクターがしっかり差し込んでないと、映像が映りません。3pinタッチケーブルも接続しておきます。
まとめ
7インチモニターとの大きさ比較。
Eviciv 10.1 ラズパイ用ディスプレイは、3種類あります。似ていますが、型番により表示解像度などが違います。取扱説明書の製品仕様記載も違っており、販売サイトの商品説明も曖昧なものになっています。購入の際には、型番と製品情報をよく確認してください。
ラズパイが組み込める10インチディスプレイとして、使い勝手は良い。静電容量方式のタッチパネルも反応が良く、タッチ操作も快適です。映像入力端子もあるので、メインやサブディスプレイとして使用出来ます。付属の電源ケーブル一本で、ラズパイとディスプレイが動きます。
◻︎問題点
・冷却ファンの性能は十分だが、音がうるさすぎる。
・本体が熱くなると、液晶がディスプレイケースから外れてしまう。(両面テープでくっついているだけ)※冷却ファンの交換や、両面テープの補強が必要になりそうです。