ラズパイの音声出力に、電源不要の小型スピーカーを使う。

2025-04-13モノRaspberry Pi,スピーカー

スピーカーの無いラズベリーパイに、電源不要の小型スピーカーを接続しました。音楽を聴いたり動画の再生、ゲームアプリなどで使います。

 

◻︎ラズパイで音声出力 ※拡張ボードは未検証。

◎ステレオミニプラグ(3.5mm)出力。
本体に直接ステレオミニプラグ差し込みます。※ラズパイ5は端子無し。

◎USB DAC出力。
USB DAC(デジタルアナログコンバーター)を使って出力。

◎Bluetooth出力。
Bluetoothレシーバー(受信機)を使います。

 

◻︎動作環境

ハードウェア/Raspberry Pi 4 Model B 8G、Pi 5
OS/Raspberry Pi OS、Lineage OS(Android11)
スピーカー/バード電子 EZISON 0(パッシブ式)、シェアスピーカー(コーラ・プラグイン式)
その他/Bluetoothレシーバー、USB DAC

 

更新履歴
2025-4-13/古い内容を更新しました。
2022-4-28/ボリームブースターを使う。に「Pi OSの場合」を追加しました。

 

DAC変換アダプタ

差すだけで音が出るパッシブ、プラグインスピーカー(電源不要タイプ)。そのままラズパイ本体のステレオミニプラグに差しても、音が小さすぎて使えません。

 

USB DACアダプタ。

バスパワーで動くUSB DACを使って、音量アップ出来ました。卓上での作業用BGM、TV視聴やゲームなど、一人用として十分楽しめる音量になりました。※バード電子 EZISON 0は、大音量になりました。

◻︎デメリット

・本体からケーブルを伸ばす必要がある。
・USB DACの購入が必要。

alc5686 dac aliexpress販売ストア。(国内サイトでも購入できます)

 

Bluetoothレシーバー。

DAC内蔵のBluetoothレシーバーを使って、音量アップ出来ました。レシーバーの充電が必要ですが、スピーカーから音が聞こえるようになりました。コンパクトなので、持ち運びにも便利。※レシーバーによって音の最大音量が違いました。

◻︎デメリット

・電源のオンオフ、充電が面倒。
・Bluetoothレシーバーの購入が必要。
・普通に小型のBluetoothスピーカー(アンプ付き)で良いかも...。

 

 

ソフトウェア

アプリや機能拡張を使って、さらに音量を上げることが出来ました。※音量の上げすぎに注意。

 

ラズパイOSの場合。

Chromeブラウザの機能拡張を使って、イコライザーで音量アップ出来ました。

Audio Equalizer and Amplifier chrome ウェブストア。

 

Androidの場合。

 

ボリュームブースターGOODEV Googleプレイ。

通常のボリュームとは別に、boost(ブースト)バーを移動して音量をアップします。

 

イコライザーベース&ボリュームブースター... Googleプレイ。

小型スピーカーでは、イコライザーの効果はあまりないですが、調整次第で好みの音になるかも知れません。10バンドイコライザーと音量アップ機能が付いてるアプリ。

 

 

まとめ

小型で高性能なBluetoothスピーカーが増えてきているので、音質や音量は少し物足りないですが、電源のオンオフや充電が必要ないスピーカーは魅力的です。低音に疲れた時や、深夜での使用、ちょっとした音声確認など、ラズパイのサブスピーカーとして使えそうです。