ラズパイで使える、タッチ ディスプレイ。WaveShare4.3 HDMI LCD(B)
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ラズベリーパイで使える、4.3インチHDMI IPSタッチディスプレイ。Pi 2・3・4対応。ドライバー不要、静電容量式タッチ。
◻︎WaveShare4.3 HDMI LCD(B) ディスプレイの特徴
◎4.3インチ HDMI IPS ディスプレイ
視野角が広く、色再現性が高い。(広視野角、160°)
◎最大解像度1980×1080
800×480以上の解像度は、圧縮表示されます。
◎静電容量式タッチ
5ポイントタッチ。(ドライバ不要)
◎多くのデバイスに対応
Raspberry Pi OS/Windows/Ubuntu/Kali/Retropie/Xbox360/PS4/スイッチなど。
◎2種類のオーディオ出力
3.5mmジャック、4PINヘッダー。
◻︎動作環境
ハードウェア/Raspberry Pi 4 Model B 8G。
OS/Raspberry Pi OS Buster(32bit)、LineageOS 18.1(Android11)
WaveShare4.3 HDMI LCD(B) WaveShareの商品サイト。
WaveShare4.3 HDMI LCD(B) せんごくネット通販サイト。
更新履歴
2022-11-13/付属のHDMIアダプター(B)(C)の初期不良。
本体の詳細。
◻︎製品サイズ
ディスプレイサイズ:106x67.8mm
◻︎製品仕様
パネルの種類:IPS/液晶サイズ:4.3インチ/解像度:800×480(最大1980×1080)/
静電容量式タッチ:USBポート
◻︎付属品
HDMIケーブル/USB-A-Micro-Bケーブル/HDMIアダプター(B)(C)/USBアダプター(B)(C)/ネジパック/クイックスタートシート
ディスプレイの設定。
ラズパイの取り付け。
ラズパイ本体を固定するため、短い六角スペーサーを取り付けます。ラズパイの形状に合わせて、タッチ用のUSBとHDMIコネクタを取り付けます。背面にはOSDメニュー用の操作ボタンもあります。※長い六角スペーサーはスタンドとして使用出来ます。
OSDメニュー。
電源:LCDディスプレイのオンオフ(バックライト)
メニュー:OSDメニューを開く(決定ボタンとしても機能)
上/左方向ボタン
下/右方向ボタン
終了:OSDメニューを閉じる(戻るとしても機能)
ケースの取り付け。
基盤がむき出しになるので、六角スペーサーを追加し、アルミケースを取り付けました。※GPIOピンは使いにくくなります。
ラズパイの設定。
config.txtを編集して、解像度を追加します。
◻︎config.txt
hdmi_force_hotplug=1 hdmi_group=2 hdmi_mode=87 hdmi_cvt=800 480 60 6 |
まとめ。
ラズパイOSの場合。
画面は発色もよく高解像度でとても綺麗です。ドライバー要らずで動く静電容量式タッチは反応も良く、操作が快適。体感ですが、HyperPixel4.0よりタッチ感度が良いです。ラズパイに合わせて、HDMIやタッチ用のUSBコネクタも隠れるので、見た目もスッキリ。使い勝手の良い小型ディスプレイです。
LineageOSの場合。
サポート対象外ですが、LineageOSも動作しました。bootディスク内の「resolution.txt」に、起動したい解像度を入力し保存しておきます。
◻︎config.txt
800×480 |
付属のHDMIアダプター(B)(C)の初期不良でした。商品交換により、別途HDMIケーブルを使わなくても、解像度を指定して起動出来ました。付属のHDMIアダプター(B)(C)では、640×480の解像度でしか起動出来きませんでした。resolution.txtを編集しても起動出来ないので、別途HDMIケーブルを使って起動します。
LineageOS起動後は、付属のHDMIアダプター(B)(C)に差し替えても動作しました。
※最大解像度1980×1080では、ノイズが多く使えません。