ANNIIE 小型オーディオアンプ。XY-AP15H
小型ながら多機能なデジタルアンプ、XY-AP15H(組み立て式)。モバイルバッテリー12vでも動作しました。
◻︎XY-AP15Hの特徴
◎4つのオーディオ入力モード
Bluetooth5.0(SBCコーデック)、AUX、USB(Type-C)、スピーカー端子。
◎Bluetooth自動再接続
電源を入れた時やオーディオ出力が切り替わった時、自動で再接続します。
◎操作アプリ
イコライザーの切り替えや音量調整など、XY-AP15Hをアプリから操作出来ます。【iOS、Android】
◻︎動作環境
ハードウェア/オーディオ出力のあるデバイス。パソコンやスマートフォン、TVやゲーム機など。
仕様:
製品名:Bluetooth5.0アンプモジュール
製品番号:XY-AP15H
動作電圧:DC 8〜24V
Bluetoothバージョン:BLE 5.0(通信距離/約15m)
チャンネル:デュアルチャンネルステレオ出力
出力インピーダンス:4Ω〜16Ω(オーム)
マッチスピーカー:10W〜30W
オーディオ出力:アクティブ/パッシブオーディオ出力
◻︎注意事項
1.Wi-Fiルーターからなるべく離して設置。
2.電源の電圧はDC 8〜24Vを推奨。 ※26Vを超える電圧は本体が燃焼するおそれがあります。
3.スピーカーの電源は、4Ωで12V、8Ωで24V以上にはならない。
4.電源の電流は2A以上を推奨。
5.本体の動作電力が20Wを超える場合、ヒートシンクが必要。
6.スピーカーケーブルは1m程度を推奨。
7.本体やBluetoothチップは静電気に弱いので注意してください。
8.スピーカーが加熱して焼き込みしないように、30W以上の定格電力で使用してください。
ANNIIE XY-AP15H アマゾンストア。
組み立て。
組み立てはネジを固定して、ボリュームダイヤルをはめ込むだけです。(要ドライバー)
よく見ると、AUDIO OUTPUTの3箇所にハンダが付いていない!? 初期不良でしょうか...。商品交換も時間がかかるので、自分でハンダ付けしました。
操作アプリ
アプリを入れなくても動作するので、導入しなくても良い。USBの音楽プレイヤーとして使う場合は必要になります。
ダウンロード。
【iOS】 SiniLink
【Android】 2022年11月現在、Google Playストアにはありません。
登録と起動。
アプリの使用にはアカウントの登録が必要です。Register→国番号選択→メールアドレスを入力して認証コードを取得。メールに届いた認証コードを60秒以内に入力して、パスワードを設定。
My Devices→+→Bluetooth devices→ search Bluetooth
Sinilink-APPを登録。アイコンが表示されたら、Connectを押して起動。
Bluetooth controlから、XY-AP15Hを操作出来るようになります。
まとめ。
小型のスピーカーやヘッドホンでの使用。
XY-AP15Hで音量がアップしたり、音質が良くなることはありませんでした。音質は低音が大きくカットされ、中高音が目立つようになります。
低音が強めのスピーカー「SoundLink Mini II」や「Marshall」では、低音が抑えられTVの声が聞きやすくなりました。音楽再生では物足りなくなりますが、作業用のBGM再生には良いかも知れません。
バランスの取れたヘッドホン「SoundLink AE2 II」や「BRID電子」のような低音が出ないパッシブスピーカーでは、バランスが崩れ音量も音質も下がってしまいます。
使い所が限られるデジタルアンプですが、USBの音楽プレイヤーにしたり、Bluetoothレシーバーで古いスピーカーを鳴らしたり、ボリュームダイヤルで音量を調節するのは楽しいかも知れません。