ラズパイで動く、マイクラJava版。X11

2025-04-13ソフトウェアRaspberry Pi

ラズパイ4B、5にマイクラのJava版を導入しました。サーバーではなく、クライアントアプリの導入です。※Waylandには未対応。

 

◻︎導入、動作環境

ハードウェア/Raspberry Pi 4 Model B 8G、Pi 5
OS/Raspberry Pi OS(X11)
その他/ネットワーク環境、キーボード・マウス、Java版を購入したMicrosoftアカウント。

 

更新履歴
2025-4-10/古い内容を更新しました。

 

導入準備

アプリストア。

コマンドからも導入出来ますが、難易度が高いので「Pi Apps」を使ってインストールします。

 

 

Minecraft Java(Prism Lancher)。

Pi Appsを起動して、Games→Minecraft Java Prism Lancher→詳細ウィンドウから「install」を押します。※GDLaunche Pi版は更新終了となっています。

 

初期設定

Javaの選択。

初回起動時はチュートリアルを進め、ランチャーの設定をします。設定は後からでも変更可能です。必要なJavaはランチャーに導入済みです。今回はJava21を選択。1.21.5を起動します。メモリーはそのままでOK。

 

ランチャーの設定。

ランチャーが起動したら、左上のアイコンから起動構成を追加します。標準のランチャーよりも細かい設定が出来ます。

 

起動構成。

起動したいバージョンを選択します。ランチャーをスクロールして、右下の「Modローダー」から好みの前提モッドを選びチェックを入れます。※チェックを入れるだけで、前提モッドをインストールしてくれます。ファイル名やグループ名を記入し、OKを押します。

 

モッドの導入。

作成した起動構成からゲームを起動します。終了してランチャーに戻り、右側のフォルダーを開くと、おなじみのmodsフォルダがあるので、modrinthなどから必要なモッドをダウンロードして追加します。今回はfabricを導入したので「fabric API」と最適化モッドの「Sodium」を追加しました。

Prism Launcher ランチャーの使い方はこちら。

 

動作確認

Pi 5でUSBフラッシュドライブ(RUF3-KS32GA-BK)、Java版は1.21.5を使用。カードサイズのミニコンピュータでJava版が起動しました。そして動きました!

 

最適化モッドで設定してもフレームレートは平均2-10fps。さすがに最新版の動作は厳しいようで、快適に遊べる速度ではありせん。推奨は1.19.2となっており、古いバージョンならもう少し快適に動くかも知れません。

 

まとめ

今回はラズパイ5で動作確認。多機能なので難しそうなPrism Lancherですが、前提モッドも簡単に導入する事ができました。他の前提モッドも起動構成で作れるので、切り替えも簡単です。Waylandでは動作しないので、X11に変更する必要があります。