ラズパイで動く、マイクラJava版。X11

ラズパイ4B、5にマイクラのJava版を導入しました。サーバーではなく、クライアントアプリの導入です。※Waylandには未対応。
◻︎導入、動作環境
ハードウェア/Raspberry Pi 4 Model B 8G、Pi 5
OS/Raspberry Pi OS(X11)
その他/ネットワーク環境、キーボード・マウス、Java版を購入したMicrosoftアカウント。
更新履歴
2025-4-10/古い内容を更新しました。
導入準備
アプリストア。
コマンドからも導入出来ますが、難易度が高いので「Pi Apps」を使ってインストールします。
Minecraft Java(Prism Lancher)。
Pi Appsを起動して、Games→Minecraft Java Prism Lancher→詳細ウィンドウから「install」を押します。※GDLaunche Pi版は更新終了となっています。
初期設定
Javaの選択。
初回起動時はチュートリアルを進め、ランチャーの設定をします。設定は後からでも変更可能です。必要なJavaはランチャーに導入済みです。今回はJava21を選択。1.21.5を起動します。メモリーはそのままでOK。
ランチャーの設定。
ランチャーが起動したら、左上のアイコンから起動構成を追加します。標準のランチャーよりも細かい設定が出来ます。
起動構成。
起動したいバージョンを選択します。ランチャーをスクロールして、右下の「Modローダー」から好みの前提モッドを選びチェックを入れます。※チェックを入れるだけで、前提モッドをインストールしてくれます。ファイル名やグループ名を記入し、OKを押します。
モッドの導入。
作成した起動構成からゲームを起動します。終了してランチャーに戻り、右側のフォルダーを開くと、おなじみのmodsフォルダがあるので、modrinthなどから必要なモッドをダウンロードして追加します。今回はfabricを導入したので「fabric API」と最適化モッドの「Sodium」を追加しました。
Prism Launcher ランチャーの使い方はこちら。
動作確認
Pi 5でUSBフラッシュドライブ(RUF3-KS32GA-BK)、Java版は1.21.5を使用。カードサイズのミニコンピュータでJava版が起動しました。そして動きました!
最適化モッドで設定してもフレームレートは平均2-10fps。さすがに最新版の動作は厳しいようで、快適に遊べる速度ではありせん。推奨は1.19.2となっており、古いバージョンならもう少し快適に動くかも知れません。
まとめ
今回はラズパイ5で動作確認。多機能なので難しそうなPrism Lancherですが、前提モッドも簡単に導入する事ができました。他の前提モッドも起動構成で作れるので、切り替えも簡単です。Waylandでは動作しないので、X11に変更する必要があります。